フランツ特別展
欧州最大の陶磁器博物館 Porzellanikon Selb
中国北京の故宮博物院、フランスのリモージュ国家陶磁器博物館(the National Porcelain Museum Adrien Dubouchéin Limoges, France)において高い評価を受けた展覧会 の後、欧州最大の陶磁器博物館であるPorzellanikon Selbで「エデンの園―エクストラオーディナリーガーデン」(Eden – AnExtraoridinary Garden)展の開催依頼を受けました。
陶磁器の新境地を開拓
欧州大陸の三百年にわたる陶磁器文化を象徴するドイツの古い町― ― ゼルプ( S e l b ) にあるPorzellanikon Selbは、ドイツの有名な磁器メーカーのローゼンタール( R o t h a n t a l ) が1 8 6 6年に創立した工場を改築した博物館であり、敷地面積は延べ1 1 0 0 0 平方メートルあります。
Porzellanikon Selbはドイツの最も古い陶磁器博物館であるだけではなく、欧州最大の陶磁器博物館でもあります。一般の博物館と違い、陶磁器の歴史だけでなく、その現在と未来を展示し、欧州陶磁器の歴史の発展と芸術の宝庫となっています。
Porzellanikon Selbは不定期的に、世界から陶磁業界の有名なデザイナーと名ブランドを展覧に誘い、現在磁器の魅力的な作品を展示します。
フランツの伝統とファッションを兼ね備えた画期的なデザインはPorzellanikon Selbによって認められ、2012年、同博物館で9ヶ月にもわたって展示されました。
展覧会の開幕日、多くの貴賓が来館しました。そのうち、フランスのリモージュ国家陶磁器博物館のChantal Meslin-Perrier館長はフランツの陶磁器芸術の新しい境地の
開拓と発想を褒め称えました。
また、PorzellanikonSelbのWilhelm Siemen氏は、フランツの作品に感じられた創意と芸術性を褒め、博物館での作品展示だけでなく、美感と文化的価値をも感じられると伝えました。
新しい陶磁器美学の体験創出
フランツは陶磁器分野で新製品を開発し、全く新しい陶磁器美学の体験を作り出しました。
世紀を超える現代を象徴する素晴らしい作品により、陶磁器の可能性を広げ、観る者に東西文化の融合を感じ、陶磁器がどのように金属、木製などの器具と結びつくのか、理解を促しま
す。今回の展覧会のテーマは「エデンの園―エクストラオーディナリーガーデン」(Eden – An ExtraoridinaryGarden)でした。
フランツは博物館での商品のディスプレーにより、各方面に向かって、ブランド物語を語りました。展覧会のあちらこちらに魅力的なアイディアと巧みな発想を見せました。
デザイナーはボタンのベースを5面鏡で囲まれた黒い木製の箱に入れて、鑑賞者にまるで鍵穴から陶磁器を探索させるようにしました。
また、展示場の中央に緑のトンネルを作り自然の情景に様々な花、虫、鳥や動物をテーマにした磁器を飾り、活気に溢れた和やかな雰囲気を作り出しました。