喜びを伝えるカササギ
『福寿鯨』シリーズは、フランツが日本初出店 デザイナーは長い竹に止まる2 羽のカササギの造形を巧 みに作り出しました。2羽のカササギが語り合う姿を描き つつ、また世間を見下ろしているようでもあります。東洋 では、竹の造形は天に向かって真っすぐに伸びることか ら昇進を象徴し、喜びを告げるカササギと一緒に描く事 で、慶事やお祝いの和やかな雰囲気を作り出しています。
【喜躍】磁器の上のカササギの翼は、輝かしい陽光 の下、金属のような青紫色の光沢がきらめいていま す。磁器を作る過程で、絵付師が絵付けに精魂を込 め、多様な絵付けの技を駆使することによって、翼の 一筆、一筆の色彩がカササギに生命をもたらし、生き 生きと自由に青空を飛翔させているようであります。